愛犬がてんかんの発作を起こしたあとは、飼い主さんも動揺してしまうものです。
でも「発作後にどうケアするか」を知っているだけで、落ち着いて行動できます。
ここでは 一般的な発作後の基本的なケア方法 をシンプルにまとめます。
1. まずは安静にさせる
発作が収まったら、犬はぐったりしたり、ぼんやりしたりすることがあります。
しばらくは静かな場所で休ませてあげましょう。
- 照明を少し落とす
- 大きな音を避ける
- 他のペットや人から離して安心させる
ポイント:犬を無理に抱き上げたり、口に手や物を入れて舌を押さえようとしたりしないでください。かえって飼い主も犬も怪我をします。
2. 水や食事は無理に与えない
発作直後は体力を消耗していますが、無理に食べさせたり飲ませたりする必要はありません。
犬が自分から水を欲しがったときに、少量ずつ与えれば十分です。
3. 体をチェックする
発作の際にケガをしていないか確認しましょう。
- 口や歯をぶつけていないか
- 爪や足をどこかに引っかけていないか
- 嘔吐や失禁がある場合は清潔に保つ
4. 発作の記録をつける
次の診察のときに役立ちます。
メモやスマホで記録しておくと便利です。
- 発作の日時
- 持続時間
- 発作の様子(痙攣・よだれ・失禁など)
- 回復までにかかった時間
5. 受診の目安を知っておく
- 発作が5分以上続いた
- 1日に何度も繰り返した
- ぐったりして回復が遅い
こうした場合は早めに動物病院へ連絡することが大切です。
まとめ
発作後のケアは「安静・確認・記録」が基本です。
大きな発作や繰り返す場合には迷わず病院へ。
飼い主さんが落ち着いて対応することが、犬にとって何よりの安心につながります
発作後のケアは、犬によって違うこともあります。
ここではすぐに確認できる簡単な内容にしましが、 ・
- より詳しく解説した完全版記事
- 実際のミニのケア方法
についてもまとめていきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

